スマホのリングが嫌いな人へ向けた多機能(?)ボールペン
この間、タリーズコーヒーに寄ったときのこと、カフェに行くと必ず動画サイトを開く筆者はこんなことを思いました。
同じ思いの方も一定数はいるはずです。
「じゃあスマホの背中にリング付ければいいじゃん!」とお思いかもしれません。
しかし、正直筆者はスマホを置くときにリングが引っかかって綺麗に置けないのが許せない人類なんです。
なんかストレスなんですよね。
ただ、スマホは置きたい…そうやってモヤモヤしている時、とある本屋にて面白い商品を見つけました。
それがこちら、
ラポルタ®️スマタテペンです。価格は300円(税抜)です。
本体の色は、
- ブルー
- ライトブルー
- レッド
- ペールピンク
- グリーン
- オレンジ(上記画像の物)
- ブラック
- シルバー
がありますが、
中身は全て油性黒インク0.7mmです。
多機能なボールペン!
「多機能ボールペンって言ってるけど、単色じゃん」と思っている方、
確かに多色ボールペンは多機能です。
しかぁぁし!
このボールペンは違う意味で多機能ボールペンなんです!
この形状に先端についている黒いもの。
これらで分かった方も居るのではないでしょうか。それぞれ短く解説していきます。
途中でえぐられたボールペン
まずはこの形状についてです。
これは、スマートフォンを立てるために付いてます。
商品名が「スマタテペン」なのも、
「スマ(ートフォンを)タテ(る)ペン」から来ているのでしょうね。
実際に使用してみた時の様子です。
やはり細身のペンの為、綺麗に水平にする事は難しく、どちらか片方が傾いてしまいます。
しかしながら、手で持って画面を見るよりかは全然良く、個人的には持ったいない時よりもかなり改善されました。
スマホを立てる溝は広いため、ほとんど全てのスマホに対応しています。
前からみると、机の質感も相まってスタイリッシュに見えますね。
先端の黒い”アレ”
はい。お次は先端についているこの黒いものです。
これは、スマホのタッチペンです。
当たり前ですが、スマホの静電容量式のタッチパネルに対応しています。
質感は少しザラザラしており、押すと潰れます。
肝心の使い心地ですが、
手の静電気を本体の金属部分を使って送電しているのか、この黒い部分から近い所を持つと反応が良く、遠い所を持つと反応しなくなります。
しかしながら、近くを持っていればよいだけなので、正直使い勝手は良いです。
本来の役割を忘れてしまうが…
ここまで、スマホ関連の機能を紹介してきましたが、本来の役割は「ボールペン」です。
なので、ボールペンの使い心地も見なくてはなりません。
ボールペンはノック式ではなく、回転繰り出し式です。
しかし、回転させるときに引っ掛かりを少し感じ、回しにくいというのが正直な感想。
分解してみる
5つのパーツで構成されており、構造はとてもシンプルです。
芯を見てみると、少し平べったくなっており、バネが引っかかるようになっています。
この特殊な芯の構造のため、ジェットストリームなどの同じ規格の芯であっても使用できないようです。
そのため、このボールペン用の替え芯も販売されています。
芯を変えるのが怖い
芯を交換する方法も少し特殊です。
一般的なボールペンは回転させて分解し、芯を交換します。
しかし、このボールペンは、写真のように、2つのパーツを逆方向に引っ張って分解する方式です。
そのため、少し力が必要となり、壊れないか心配になります。
また、分解するたびに結合が緩くなるので、無駄に分解を繰り返すとすぐにこわれてしまいます。
とはいえ、300円なので壊れたらまた買えばいいのですが…
肝心の書き心地は…
実際にある程度使用してみましたが、第一印象として、
「ブレる」と思いました。
書くときに芯がグラグラして正直あまり書きやすいとは言えません。
やはり、ブレない方が圧倒的に書きやすいですね。
このボールペンは文字が書けさえすればいいという方向けです。
結論:持ち物を減らしたい方には良い
今回のこのペン、300円と安いこともあってか、値段相応の品質でした。
という3つの機能がありましたが、いずれの機能においてもとても優れているわけではなく、少しむず痒い点もありました。
しかしながら
この機能が使えない訳ではないので、少しでも物を減らしたい方にはオススメできると思います。安いですしね。
では今回はこの辺で。バイバイワシ。