地味に乗り徳!(普通の)500系新幹線で食ってきた。【福山ミニ旅行記5(最終回)】
福山での観光もおわり、ついに広島市の方に帰るときがやってきました。
とはいえ、新幹線に乗る事が今回の焦点の一つだった私たち。
これから来る新幹線を楽しみにしながら、半額になった弁当を購入しホームにむかいました。
乗りてえ…
ホームに向かうと、乗る新幹線の一つ前の便が停車していました。
のぞみ115号広島行。これに乗れれば広島駅まで1駅、約25分…
乗れればなあ…と思いましたが、これに乗っていれば弁当を焦って食べなければならないと思いやりすごしました。
山陽新幹線ではまだまだ現役!
やってきました、今回私たちが乗車する、
「こだま号 博多行」です。
500系、いまは8両編成にされ、こだま運用が中心とはなりましたが、かっこいいのは変わりありませんね。
追加料金なしでグリーン席に乗れる
全ての号車をまわり、夕食も食べないといけないので、そうそうに乗り込んでしまいます。
座席は、指定席と自由席があります。
まずは自由席。
3+2の5列シートです。
ちなみに、この写真は1号車で撮ったものです。500系はノーズ部分がほかの新幹線と比べて長いため、荷物だなが写真手前に来るにつれて狭くなっていきます。
お次は、指定席
同じ指定席でも、この500系には2種類あります。
まず右の写真。これは、東海道新幹線で活躍したとき、つまり16両の時から指定席として使用されていた席です。700系やN700系シリーズと違い、2+2の4列シートとなっています。ちなみに、この席の違いが効率・輸送力重視のJR東海から嫌われ、東海道新幹線から早々に撤退する原因となりました。
次に左の写真。右のに比べると明らかに豪華ですよね。
実はこの席、16両時代にグリーン車として使われていたものなんです!!とはいえ、いまではただの指定席車両なので運賃はどちらも変わりません。なのでお得感がありますね。ちなみにこの席があるのは、6号車です。こだまにのるときにはこの車両に乗ることをお勧めします。
前方確認できない運転席
この500系ですが、ハローキティ新幹線以外の1号車には本物の機器類を使用した運転台が備えられています。
このように、座席が取り払われた場所に置いてあります。
前方確認ができないようになっています。
さすが本物の機器類を使っているだけあり、座るだけでもテンションが上がります。
ちなみに、マスコンやブレーキ、各種ボタンも基本的には動作するようになっており、最高速度は300㎞となっています。
新幹線内で食べる弁当。うっま!!
さて、車内見学もおわり、ひと段落したところで夕食タイムです。
僕が買ったのは、「錦ちらし」(税別520円、左)と、寿司などが入った「きり」(税別750円、右)です。
最初に言ったように半額だったので、税込みでも686円ですみました。やったぜ。
味は大変美味しかったです。にしても、流れゆく夜景(ほぼ山)を新幹線から眺めながら食べるご飯っていいですね。悩んでいることを全て忘れてしまうような感じです。
この時間でたべながら旅を振り返ったり出来たので、非常に良かったです。
新幹線車内で弁当。お勧めです。もちろん、周囲への配慮はある程度しなければならないですが。
ちなみに、車内のニュースも何とか写真に収めることができました。
こだまもいいね!!
普通な500系に今回は乗りましたが、元グリーン車に入れたり、運転台を見れたりと大変面白いものでした。
また、目的地までいち早く運んでくれるのぞみ号と違い、旅の移動を楽しませてくれるのが、こだま号だなの思います。
駅で退避をしたり、加速したらすぐ減速したり… ゆっくりした時間が流れていました。
今回の旅:意外なことが見つかるいい旅だった
今回、5回にわたって福山についてでしたがいかがでしたでしょうか。
初っ端からハローキティワールドに取り込まれ、神辺駅では過疎化の現実を知り、レンタサイクルの良さに気づく…
なかなか内容の濃いものであったと思います。
また、時間があれば、日帰り旅行にいこうかと思っておりますので、その時はまたよろしくお願いします。
では今回はこの辺で。バイバイワシ。