アミノうるめ日誌

基本的に文具やスタバ、写真、たまに時事ネタをあげる雑記ブログです。暇つぶし程度に熟読してくれると筆者が歓喜の舞を踊ります。(大嘘)

古典的の新しくなったインク。ブルーブラック【万年筆インクvol.1】LAMYボトルインク編

テレワークや外出自粛によって、今の世の中ではインターネットを見ている人口、時間が増加しています。

事実、YouTubeも最高画質を低下させています。

しかし、いつまでもインターネットを見ていては視力も低下しますし、第一いつかは飽きてしまいます。

そこで、この今こそ活字にも目を傾けるべきなのではないかと筆者は思います。

 

そこで、今回から主に文房具の紹介をしていきます。

 詳しくは、こちら

 

coffeestation.hateblo.jp

 <LAMYボトルインク Blue Black>

 今回紹介するのはこちら、

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 LAMYボトルインク Blue Blackです。

税抜き価格で1500円です。

Amazonでは約1000円で販売されていました。

 

以前からドイツの企業であるLAMYのブルーブラックの色や、このボトルの形には興味があり、欲しいと思っていたものです。

 

古典インクは過去のもの?

万年筆やインクを製造しているメーカーも古典インクから染料インクに切り替えつつあります。

近年のインクはほとんどが染料インクとなっており、古典インクは少なくなっています。

LAMYのインクも例にもれず、2011年12月以降に製造されたもの染料インクになってしまいました。

インクについては別の機会に解説していきます。

 

親切な説明書

開封してみます。

 

箱を開けるとまずこのような説明が。

日本語では書いていないですが、絵があるのでわかりやすいですね。

また、箱のこの部分は必ず目につくので、筆者のような説明書読まない民にとっては嬉しいポイントですね。(説明書読め)

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実はインク以外にも嬉しい点が

インクの容器を見ていきます。

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万年筆インクなので、ガラス製の瓶となっています。「LAMY」という文字が良いアクセントとなっています。

この瓶は少し特徴的で、インクが入っているのは容器の上半分のみです。

 

下半分はインクを万年筆に入れた後にペン先のインクを拭う吸い取り紙がついています。 

クッキングペーパーだと大きいし、ティッシュペーパーだと拭いた時にペン先に繊維が引っかかってしまうんです。なので吸い取り紙がついているのは地味にありがたいです。

 

インクを入れていく

今回は、実際に万年筆にインクを入れてかいてみます。

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インクを入れていくのは同じくLAMYの「LAMY2000」です。

現状、自分が持っている万年筆で一番高く、一番気に入っている万年筆です。

これは吸入式の万年筆で、詳しいインクの入れ方はここでは省略いたしますが、簡単に言うと万年筆を瓶の中にいれて、ペン先のついてない方をくるくるっとまわしています。

 

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 すると、インクを吸入し終えるとこのように軸やペン先の部分に余分なインクが付着します。

 

それをふき取るのが先ほど紹介した

「吸い取り紙」です。

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このようにふき取ります。

インクをつけても全く繊維は出てきません。

優秀。

 

古典的なブルーブラック

無事インクの吸入も終わったので、書いていきます。

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色は灰色に近い青です。

ジーンズの色といえますね。

 

筆者はペリカン4001」という古典インクのブルーブラックインクも持っているのですが、そのインクの青色から酸化しきった色とほとんど同じな色です。

一応2011年までは古典インクの製造があっただけあって伝統的なブルーブラックの色を知っているのでしょう。

これなら古典インクが好きな人にもある程度納得していただけそうです。

 

<扱いやすい古典インク色>

一般的に古典インクはタンニン臭が強く、また酸性なので万年筆にはあまり良くないといわれています。

その古典インクのブルーブラックの色が扱いやすく、万年筆へのダメージも少ない染料インクで味わえるのは嬉しいことですね。

 

また、インクボトルもドイツらしいシンプルかつ美しいデザインで、吸い取り紙も付属されており、コストパフォーマンスにも大変優れています。

普段使いしたい人や舶来品のインクを使ってみたい人などは、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

では今回はこの辺で。バイバイワシ