ボールペンにこだわりが無く、種類がぶれている方に。ブレン。【単色＆３Ｃ】

突然ですが皆さん。

ボールペンにこだわりってありますか？

もちろん、モンブランなどのブランド品の高いボールペンなどを持っている方々は強いこだわりがあると思います。

しかし、多くのひとはとりあえず有名な「ジェットストリーム」や、「フリクション」を買っておこうと思う方々が多いと思います。

今回は、そんな方々に向けて、おすすめのボールペンを紹介していきます。

 ブレン

 今回紹介するのはこちら

ゼブラのブレンです。

左が３色タイプの ブレン３Ｃ（400円）、

右が単色タイプのブレン（150円）です。

ストレスフリー

このボールペンのなにがすごいかというと、

名前の通りブレないんです!!

書いている時に芯がグラグラせず非常にストレスなく筆記が出来ます。

この機能、一見必要か疑問に思われる方もいるかと思いますが、地味にかなり重要な機能なんです。この機能のおかげでとても書きやすくなっています。

ゼブラの本気

さて、デザインを見ていきます。

一般的なボールペンと比べると、かなり特殊なデザインですよね。

150円、400円という価格からみると重厚感があります。　しかし、プラスチック製なので軽いようにもなっています。

このボールペンは、ゼブラではなく、デザインオフィスの「nendo」がデザインをしています。

低価格でブレない機能をのせるために、様々な工夫がこなされています。

まずは重心。

重心が低い方が筆記時にブレにくいという事が分かったので、重心を低くするために

単色タイプには線の入っているラバーの内側に、

多色タイプはペン先に金属の重りが置かれています。

これは、通常この価格帯には置かれないものだそうです。

また、最初の写真でわかるかもしれないですが、パーツごとの隙間が少ないと思います。

これは、ただ単に隙間が少ないのではなく、可能な限りパーツを一体化、少なくすることでブレを防ごうとするものです。

また、隙間が少ないことで、高級感も醸し出されます。

そのほかにも、ブレないように入れられたパーツも存在し、ゼブラの本気がうかがい知れます。

つぎに、モデル別の特徴を挙げていきます。

＜単色モデル＞

一般的な単色のボールペンは、ペン先にしかバネが存在しません。

しかしそれだと筆記時に内部に空間が出来、ブレや雑音が生じてしまうため、ノック部分にもばねをいれ、芯が遊ばないようにされています。

ｂＬｅｎの文字も何となくオシャレです。

＜多色モデル＞

多色タイプにも独自の工夫が存在します。

まずは、この特徴的な黒インクのスライドです。

黒が異常に大きく、また形状が唯一無二のものです。

これは、上から見たときに

このようにきれいな楕円になるように作られるためであり、また単色タイプと基本的な形を共通にしてコストカットという意図もあると思われます。

また、赤インク・青インクのスライドにおいても少し特殊で、

このように今度はかなり小さくなっています。

一見するとスライドさせにくいような感じなのですが…

じつは、ここまで工夫されたボールペンがこんなところで欠点をもらすハズが無くきちんと工夫がされています。

これは黒のスライドにも言えるのですが、

スライドの材質がシリコンのように滑らないものとなっていて、指を引っかけなくても軽くタッチしながらスライドさせるだけで簡単に書けるようになります。

これにより、文字を書こうと思ったら芯が出ていなかったということが大幅に減少するため、さらにストレスが無くなりますね。

ブレないと聞いていたが…

書き心地ですが、全然ブレないですね！

ブレなさはシャーペンや万年筆並みです。今までのボールペンとは全然違います。

するする～と滑らかに書けますし、自分の思ったようにペン先が動きます。

車で例えると今までのボールペンがオートマ車で操作より一歩遅れて動くのなら、

ブレンはマニュアル車のように機敏に動きます。

この価格でこれだけの書き心地なら万々歳です。

ちなみにですがこちらも替え芯は少し特別なものとなっています。

結論：コスパが良い正統派

ここまで紹介してきた通り、本当に様々な機能が詰め込まれたボールペンです。

それでいて価格は単色タイプが150円、多色タイプが400円というとてつもなく安い価格となっています。

皆さんも、なんとなく知名度で選ぶだけではなく、機能面から選んでみるのもよいのではないでしょうか？

では今回はこの辺で。バイバイワシ。